大麻という農作物

大麻が社会を騒がしています。去る2016年も「違法な薬物」として、大きな話題となりました。しかし近年、欧米を中心に大きな動きとなっている「ヘンプの産業利用」「医療用大麻」「マリファナの合法化」といった発言も増加しています。一方、縄文時代からほんの60〜70年前まで日本人の衣食住を支え続け、そのアイデンティティーとも密接な関わりを持つ「農作物としての大麻」については、その有用性が忘れ去られ、現在ではあまり知られていません。この書籍は、稲作より早くから日本人が栽培し、様々な形で利用してきた「農作物としての大麻」に関するものです。

【目次】
1章:大麻とは?〜言葉の定義
2章:日本の歴史に見る大麻
 インタビュー:国立歴史民俗博物館 准教授・博士(史学)工藤雄一郎さん
3章:今も続く大麻農業
 インタビュー:栃木県あさ振興連絡協議会 前会長・麻農家 白澤義司さん
4章:衣を支える自然布
 インタビュー:喜如嘉芭蕉布事業協同組合 理事長 平良美恵子さん
5章:神道に欠かせぬ素材
 インタビュー:國學院大学院 客員教授・神道学博士 中西正幸さん
6章:栃木に残る痕跡
 インタビュー:栃木県立博物館 特別研究員 篠崎茂雄さん
7章:日本各地に受け継がれた名残
8章:大麻を取り巻く現状と課題

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